自然かそれとも天狗の仕業か? 天狗橋
天狗と聞いて、どんな姿を想像しますか?
古くから知られている天狗ですが、福島県鮫川村に「天狗の仕業」だと言い伝えられている「天狗橋」と呼ばれるスポットがあります。
天狗橋の駐車場までは、国道349号線沿いにある小さな看板を目印に進むことで行けます。
駐車場に着くと、近くに天狗橋までの道のりと説明が書かれた看板があります。
看板には、4月に自生のカタクリやニリンソウが咲き乱れ、大変綺麗とのこと。
看板を目印に天狗橋を目指していきます。
田んぼ道を進み、遊歩道らしき道を進んでいくと、横に下ることができそうな道を発見。
下った先には、苔むした岩とその間から水が流れている美しい風景が広がっていました。
先ほどの場所から、しばらく歩いていると不思議な景観に目を惹かれました。
それはまるで人が掛けたような立派な一枚の岩。天狗が掛けたと言われても納得できてしまうぐらいの橋でした。
天狗橋をじっくり観察してみるもコンクリートではなく、しっかりとした一枚岩でした。
どうしたら、ここまで綺麗な橋が架かるのか...
自然にできたにしては、あまりにも綺麗すぎる不思議な橋でした。
確かに、天狗の仕業だと言われていることにも頷けます。
山の雰囲気も相まって、本当に天狗が存在するのではないかと、考えられるようなスポットでした。